カナリーの米国株10-Kコレクション

米国株10-KやAnnual reportの訳を気の向くままに

日本

米国株投資家に喧嘩を売る記事

カナリーが若干イラっときた記事があったので紹介したいと思います。こちら。 www.mag2.com 記事の執筆者は大型米国株に投資し、利益を得る時代は終わったと言っています。まあ未来のことは分かりませんが、ここ数週間で米国株が盛り返してきていることを考…

敵対的TOBの利益の可能性とリスク

昨日、伊藤忠がスポーツ用品メーカーのデサント株をTOBすることを発表しました。実質的には敵対的TOBのようですね。このニュースに触発されたので、今回は敵対的TOBについて書こうかと思います。なんか最近こういう投機的な記事を連発しているので、堅実的な…

日産 ゴーンもゴーンだが、新日本会計もいい加減にしたほうがいいのではないか。

さて、速報に便乗して書きますが、日産自動車のCEOが逮捕される見込みらしいですね。有価証券報告書における給与記載が過少申告の疑いだそうですね。 さて、まだ全体像が明らかではないので、色々言ってはいけない気もしますが…。 有価証券報告書で報告され…

ホクトの転換社債はちょっといいかも(投機的なはなし)

日本の金融市場の話になりますが、長野県の工場でキノコを生産しているホクトが7月に転換社債を発行しました。転換価額は2088円で満期が2023年7月、無金利で120%コールオプションが付いています。 転換権のオプション価値を個別で計算したわけではありません…

嘘の口実で現金を貯める日本企業

ちょっと揚げ足をとるような記事かもしれませんが、間違ってはいないと思います。 日本企業の多くは株主還元に消極的なのは多くの方が知っていると思います。アメリカやヨーロッパの企業の中には利益分をそのまま配当や自社株買いに回す企業もありますし、配…

伊藤園の株主が来たる株主総会で怒ってみるべきこと

先ず始めにお断りですが、カナリーは伊藤園株を現時点、そして直近の締め日に持っておりません。ですので、面白半分で言っている状況であることをご承知下さい。 さて、実現できるかは分かりませんが、伊藤園の株主は今月下旬の株主総会で、あることに怒って…

日本の株主総会に思うこと 株主の質について考える

先週、多くの企業が株主総会を行ったと思いますが、カナリーはこの時期になるといつも、この国の株主の中には、株主という立場をよく分かっていない人が多いのではないかと思ってしまいます。これは他のブロガー様も言っているかもしれませんが… 株式ブログ…

株主優待は費用 ~あなたの財布から出て行っているお金~

株主優待を目的に株式を買っている皆さん、あなたは株主優待のお金の出所について考えたことはありますか?ちょっと考えてみて下さい… もちろんですが、企業がお金を払って出しています、例え無料券や、割引券、自社製品でも企業がサービスや商品をあなたに…

まがいのインタレストカバレッジとEBITDAをゴリ押しするソフトバンク

米国株についてのブログであるのに、僅か4本目で日本企業について書くことになったことをお許しください。ただカナリー自身がどうしても書きたかったので… さて、株式、債券ともに、投資家から人気を集めるソフトバンク(以下SB)ですが、カナリーはこの企業が…