アメリカ
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の株価や業績、現状を分析。
バフェットは2005年から2006年にかけてウォルマート株とジョンソンエンドジョンソン株、そしてバドワイザーを傘下に持つアンハイザー・ブッシュ株を購入しています。バフェットは以前「自分の理解できる事業に投資する」と発言していました。ですから、バフ…
今年初め、公益企業であるドミニオンはサウスカロライナに本拠地を置くスキャナを買収する意向を発表しました。スキャナといえば、東芝傘下のウエスティングハウスの経営破綻によって原発の建設費用を賄えなかった結果、大きな損失を抱え日本でもニュースに…
今回はカナリーが気になって10-Kを読んだ、ある企業について紹介したいと思います。ジェンテックス(Gentex Corporation)という自動車のドアミラーやバックミラー(ルームミラー)を製造している企業です。また火災探知機や航空機部品も製造していますが、9割方…
ずっと前に読んだ、フィリップス・フィッシャー著「株式投資で普通でない利益を得る」の中で、「成長株の配当利回りは例え低利回りでも、企業の成長によって最終的には高配当株の配当利回りを上回る。」(P.154から引用、要約)という記述を読み、「なるほどな…
AT&Tはアニュアルレポート内にて今後数年間で成長が見込まれる分野や今年注力する分野についてまとめています。まあそこまで目新しい情報ではなく、皆さんが予測している範囲だとは思いますが… ・プレミア・ギガビットネットワークの構築 この「プレミア・ギ…
高配当株として人気の高いナショナルグリッド(以下NGG)ですが、2,3カ月程前までGoogleの株価表示に示されている配当利回りが8%~9%近いものになっていたと思います(証拠写真はありませんが…)。他の株式情報サイトでも利回りが7%~9%と表示されていましたね。…
知らなかったのはカナリーだけで、米国株に詳しい読者の皆様はご存知なのかもしれません。たまたまあることを調べたくバークシャーの20年ほど前の1997年の10-Kを見ていたのですが、ガイコのバランスシートに目をやると、バフェット(マンガーかも)がガイコの…
米国株投資家のポートフォリオに組まれることの多いIBMですが、不調な状態を顧みてかアニュアルレポートの長期予測も控えめな感じがします。(既にニュース等になっていたらごめんなさい。) Over the long term, in consideration of the opportunities it wi…
私達日本人投資家からすれば、利益率が低い日本企業と比べた場合、利益率と資本効率性が高く、株主還元を多く行ってくれるアメリカ企業は神様みたいな存在かもしれません。我々からすればアメリカ人は合理的で、コスパ意識が高く、株主を重視してビジネスを…
個人的な興味でこのラルフローレンの10-Kを読む機会がありましたが、日本の米国株投資家の殆どの方は興味が無い企業だと思います(笑)。なので、この記事はあまり読まれないと思いますが、折角読んだので書きたいと思います。 投資家の方は見向きもしないでし…
PFFの保有者の方は大変多いですから、怒る方もいらっしゃるかもしれませんが、PFFを保有している方には、この記事を参考にして、PFFについて再考して頂ければ嬉しい限りです。 パフォーマンスが物語っている まず初めに、以前の記事での考察から、PFFはやっ…
近年、グーグルが多くの利益を生み出し、多くの現金を保有していることから配当を期待している方も多いのではないでしょうか。しかし、残念ながら現時点でその見込みは薄いと思われます。その根拠としてグーグルの10-kにこのようなことが書かれていました。 …
急成長を遂げているアマゾン。売上げや純利益も右肩上がりですが、カナリーがアマゾンの10-kを斜め読み(適当ですみません)した際、アマゾン投資家が注意すべきかなと感じた部分があったので、紹介したいと思います。それは… We seek to efficiently manage s…
高配当ということもあって人気が高い優先株。そしてその優先株で構成された米国ETFの代表がPFFであり、こちらも人気の金融商品となっています。しかし、カナリーは正直、優先株はビミョーだと思っています(普通株のほうがいい)。今回はカナリーが優先株を微…
先日、大規模な自社株買い実施を発表したアップルですが、カナリーはアップルの10-K内の、ある1つの文章に興味をそそられました。この1文は株主還元の項目に書かれていたものです。この文に対して「そんなん分かっとるわ!」と突っ込まれるかもしれませんが……
米国株投資家の中でも多数いると思われるグレアム派の方々を少々驚かせるタイトルになりましたが、実はグレアム著の「証券分析」の第六版にはグレアムの考え方の一部が時代遅れになったことを示唆する部分があります。といってもこの記述を書いたのはグレア…
少々古い約一年前の(しかし現時点で最新の)10-Kなので、今の状況に当てはまるかは分かりませんが、P&Gの2017年10-Kにジレット、アプライアンス部門の無形資産について興味深い記述がありました。 (訳) 当社のほとんどの無形資産はcarrying value(簿価)に対し…